おさらいしよう!GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想の概要

GIGAスクール構想とは、文部科学省が「高速大容量通信環境」「1人1台学習者用端末」「クラウド活用」の学校ICT基盤整備をおこなう計画をまとめたものです。これらは「GIGAスクール構想」の実現パッケージと呼ばれ、文部科学省をはじめ、内閣官房IT総合戦略室、総務省、経済産業省といった関係省庁横断で支援される「未来の学び」構築パッケージの中核とされています。2020年4月7日には、令和5年(2023年)度までの1人1台端末の整備スケジュールの加速を打ち出しており、この実現に向け、教育現場ではICT環境整備が一層加速されます。

教育現場にネットワークと1人1台端末の環境導入を実現することで、先生は板書をし、生徒はそれをノートに書きとる、そのような授業の在り方が変わります。先生が生徒の回答をその場で確認し、習熟度をチェックしながら授業の速度などを調整したり、生徒個々の習熟度に合わせた資料を提供するといったことも可能になります。
従来の一斉学習から、だれも取り残されない21世紀型の学習への変革。ICTを利用し児童生徒の力を最大限に引き出す学習を目指しているのが、GIGAスクール構想です。
※GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略です。

ICT環境整備の3つのポイント

GIGAスクール構想では、その実現のため、ハード面(ICT環境整備)、ソフト面(教材や授業の進め方)、先生へのサポート面(ICTを使いこなせる先生を育てる指導体制)が三位一体となって推進され、それぞれ支援策が講じられています。ここでは、ICT環境整備についてのポイントをご紹介します。

1.児童生徒1人1台の端末導入は2023年までの5か年計画。この実現のため、PC1台あたり4.5万円が補助されます。

2.希望するすべての小・中学校、特別支援学校、高等学校などで高速大容量の通信ネットワークが整備できるよう費用の1/2が補助されます。

3.より効果的・効率的な調達ができるよう、モデル仕様書が用意され、都道府県レベルで共同調達が可能などの支援があります。

学習用端末導入にあたっては、導入資金の補助だけでなく、担当者がスムーズに調達がおこなえるよう、具体的にモデル仕様書も用意されています。Windows OS端末、Chrome OS端末、iPadOS端末がモデルに選ばれており、各メーカーが提供する無償の教育用アプリケーションが使用できることが特長となっています。

 

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