WORK-LIFE MANAGEMENT

仕事も、育児も、
自分の時間も諦めたくない

M. S. / 2008年入社
  • 一児の父
  • プログラマー(課長)
  • キャリア採用
R. I. / 2001年入社
  • 二児の母
  • サポート(課長)
  • キャリア採用
Y. Y. / 2006年入社
  • 二児の母
  • 営業アシスタント
  • キャリア採用

産休・育休後もDDSで仕事を続けようと思われた理由はなんですか?

一番は、「会社に恩を返さなければ」と思ったからです。
正直なところ、産休前は、経験も知識もなく仕事についていけず、会社に貢献できているという実感が持てませんでした。その中で産休・育休を取得するにあたり、上司のMさんにも周りの方にもたくさんのご配慮をいただきました。上司のMさんが「いなくなったら困るから、ぜひ戻ってきてね。」と産休前に声をかけてくださいました。普段から、色々と声をかけてくださるのですが、この時が一番「頑張ってきて良かった」と思えました。
Yさんはいかがですか?

Rさんは、今の部下の方々にもそうですが、当時からお客様や周りの事を考えてお仕事されていたので、上司のMさんからそのようにお声をかけてもらえると励みになりますよね。 私の場合は、もともと今の仕事が好きだったので、育休後も仕事を続けたいと考えていました。1人目の育休後の復職の際に、皆さんが「待ってたよー!」とあたたかく迎えてくださり、「戻ってこられて良かった」と安心した事を覚えています。
2人目の妊娠時は、正直なところ復職をするか迷いがありました。1人の育児と2人の育児は、やはり違いますからね。
でも、当時、社長(現:会長)が産休前に、「社員が働きやすい環境を整えるのは会社として当たり前、あとはあなたの頑張り次第 」とおっしゃっていただいた事が、復職を決意できた大きな決め手でした。好きな仕事を続けたいとは思っていたので、会社が後押しをしてくれていると感じました。
お休みをいただく側の私たちにとっては、本当にありがたい環境だなと思っているのですが、周りのみなさんには色々とご迷惑をおかけしてしまっただろうなとも思っています。実際はどうでしたか?

DDSって昔からそうですけど、産休や育休に対して「理解がある」というよりも、みんなが雰囲気的に「自然な事だよね」という感覚を持っているように思います。会長がそういうお考えですもんね。
私は、知り合いの職場での産休・育休復職後の色々なトラブルについて話を聞いた事がありますが、DDSでは復職後に退職する人も、トラブルの話も聞かないので周囲の人がサポートする事が当たり前になっていると感じます。
でも、それだけではなくて、お二人が普段から周りに配慮されたり、仕事に対して真摯に向き合っている事をみんなが分かっている事も大きいと思いますよ。

みなさんのおかげなのですが、そう言っていただけると、ありがたいですよね。
会社にこの制度がある事は、今の時代普通になってきましたけど、実際にそれが叶えられる環境かどうかで、その後の生活が全く変わるんだなと思いました。

本当にそうですね。

話は変わりますけど、お二人がそれぞれ復職された時、すぐにいつものバリバリ働く光景になっていたなと、今思い出しました。すぐに仕事の感覚は戻りましたか?

それが、2週間くらいで感覚が戻ってきた感じがしたんです!それができたのも、みなさんのおかげなんですよ。新しく導入されたツールや体制など、分からない事は遠慮なく聞く事ができて、その都度教えてくださいました。改めて、感謝しかないなと思います。
Mさんのご家庭も、奥様も働かれていますよね?奥様が復職前に、復職後の事についてご夫婦でお話されましたか?

はい、我が家は妻の復職前に家事分担について話し合いをしました。
妻が復職前まで家事をしてくれて、私が自宅にいる時には、私が子供をみるという生活スタイルだったのですが、二人とも働くなら家事も分担しなきゃね!と。
やはり、妻は復職前に色々な事に不安を抱えているようでした。生活スタイルががらりと変わるので、当然ですよね。家庭では上手くやっていけそうでも、職場環境で自分の状況を受け入れてもらえないと両立は難しいですもんね。

そうですよね。
「本当に家庭と仕事の両立ができるのか」、不安な中で新しい生活を始める時に、職場で以前とは違う状況の自分を受け入れてもらえると、精神的に助けられますよね。
私は、1人目の時も、2人目の時も、それぞれで復職の際には不安がありました。先ほどYさんもおっしゃっていましたが、1人と2人の育児は違いますし、その時々で状況が変わるんですよね。

そうなんですよね。私は、2人目の復職前になかなか保育園が決まらず、上の子が小学生に上がるまでの間、保育園の送迎場所が2箇所となりました。それに加えて、夫も仕事が忙しくなる時期と重なったため、ほぼワンオペで家事・育児・仕事をこなさなければならないと…。
1人目の復職の際に両立の大変さが分かっていた分、「これは乗り越えられるのか?」と、想像すると怖かったですね。笑
だから、いざ時短勤務で復職しても、みなさんのお役に立てるのかが不安でした。

そんな事は少しも感じないほど、バリバリ仕事しているなーと思っていました!

帰ってから家のこもとやらなきゃと思うと、それまで以上に決められた時間内にやりきろう!って燃えますよね。笑

ほんとに!笑
ただ、復職当時は、仕事の質の面で「時短で子供がいるから仕方ない」とは思われたくない、迷惑をかけたくない、という気持ちが強かったので、焦りからついつい無理をしてしまっていました。
でも、周りに頼れる方がいてくださったので、その方との会話の中で「人に頼る事の大切さ」を思い出せました。本当に気持ちが楽になりました。やはり、環境って大切だなって思います。

その気持ち、すごく分かります。
だから、こうして今も仕事を続けられているんですよね。

おっしゃる通りですね。

育児・家事・仕事・自分の時間をうまく調整するコツはありますか?

我が家の場合は、一週間の献立を決め、買い物は週1回にして、夕食は出社・テレワークに関わらず朝作り置きにしています。
テレワークの日は、朝掃除をしてから業務を始められるので気分がいいです。
業務終了後、お風呂を嫌がる子供を大好きな泡風呂に入らせ、その間に作り置きの夕食を温め、19時までに片付けもできれば最高の達成感を味わえます。現在は夫もテレワークの勤務が増え、私の業務の時間が少し伸びた日でも、夫が代わりに家事ができるのでうまく回っています。
Mさんもお料理されるんですよね?

はい。私は家事全般の担当で、妻は子供の勉強の担当という分担をしています。家事は徹底して効率化していますよ。
ルンバ、衣類乾燥機、ホットクック、食洗機などの効率化家電だけでなく、食材もすべてネット通販や定期便で配達してもらっています。今では家事にも慣れて、食事の準備と片付けは毎日30分前後で済むようになりました。

すごいですね!効率化って本当に大切ですよね。
我が家の場合は、子供が身の回りのことを自分で出来るようになったこともあり、何かを工夫するというよりは、私がいない時でもみんながうまく回るようにすることを大切にしています。
家族が子供の世話をしてくれたり、子供が家のことをしてくれた時に感謝の言葉を伝えています。

その心がけって、とても大切ですよね。
自分1人では限界がありますもんね。家庭でも、職場でも、同じですね。

そうですよね。だから仕事においても、私に限らず、誰かがいない時でもちゃんと仕事が回るようにしようと、メンバーとはよく話しています。きっと他の部署もそうだと思いますが。

基本的なことかもしれませんが、とても大切なことですよね。

「自分の時間」はどのように確保していますか?

土曜日の午前・午後は妻と交代で子どもを見ているので半日が自由時間です。
日曜日は家族で出かけることが多いのですが、妻が1人で休みたい時は、私が子どもと2人で出かけます。もちろん逆のパターンもありますよ。Rさんはいかがですか?

出勤の日は、通勤時間が自分の時間ですかね。
あとは、早起きして趣味の活動をしている時もありました。何かをするわけではなくても、1人になる時間って大切ですよね。Yさんはいかがですか?

私は、子供を早く寝かしつけた後を自分の時間にしていて、勉強をしたり、録画していた番組を見たりしています。好きな仕事をして、家族のためになる事もして、自分のためになる事もしたいって、欲張りなのかもしれませんが、自分の人生を充実させたいと思った時に、どれも諦められないし、諦めたくないなって思います。

実際にそう思われている方ってきっと多いですよね。本当の充実って、きっと、自分が「こうしたい!」と思う事に対して、それが叶うように努力して、それが実現出来た時に感じるものなんですよね。諦めたくないという気持ち、分かります。

今回のトーク企画の大きなテーマが「ワーク・ライフ・マネジメント」でしたけど、今私たちが日常的に行っている事がそうだなと思いました。

今改めて言葉の意味を調べてみましたけど、「仕事と生活を積極的にマネジメントし、どちらにおいても成功を収めていこうとする考え方」ですって。欲張りでいいって事ですかね!笑

欲張りでいきましょう!笑

DDSに就職、転職をお考えの方、将来的に仕事と家庭の両立を目指したいとお考えの方にメッセージをお願いします。

私はキャリア採用でDDSに入社しました。その当時は、自らのスキルアップを一番の目的とした転職だったのですが、その後結婚し、子供が生まれた時に、初めて働く環境がいかに大切かを実感しました。
仕事も頑張りたい、家庭の事も積極的にやりたいと思った時に、まずそれができる環境や周りの理解があるから叶っている事なんだと、身をもって分かりました。だからこそ、部下であるメンバーにも「成果を上げながら、プライベートも充実できる環境をみんなでつくろう」と伝えられるようになれたと思います。もちろん、仕事の調整次第となるため、日々試行錯誤しながら行っていますが…。
DDSは「自分のスキルを上げたい」と思って挑戦した先に、ライフステージに合わせた働き方を叶えたいと思っている方には合っている会社だと思います。

きっと、私たちのように、仕事も、家族のことも、自分の時間も大切にしたいという方がたくさんいると思います。将来的に仕事と家庭を両立したいなと考えている方は、どんな場面でも、”助け合い”の気持ちが特に大事になってくると思います。私はDDSで働く中で「普段支えてくれるメンバーが困っていたら、全力で力になろう」と思うようになりました。もちろん、家族に対してもです。
周りとの協調もまた、自身の成長につながると思うので、DDSで一緒に働くことになったら、そういったことも大切にできるといいかと思います。

今は、テレワークという新しい働き方も選択肢にあるため、自分の調整次第で仕事と家庭をうまく両立できる環境があると思います。 また産休育休は当たり前という社風ですが、その中でどれだけ自分が成長できるかは、本当にそれぞれの気持ち一つだと思います。
DDSは、仕事にも邁進できる環境はそろっているので、ぜひチャレンジしてみてください。

人事担当より

私自身も2児の母で、DDSで産休・育休を経て復職しました。今回の3人の方のお話にあった、「どれも諦めたくない」という気持ちは、きっと多くの方が共感される事と思います。
会社に制度があるだけではなく、肝心なのは、その制度が社内で浸透し、平等に活用できているのかがポイントなのだと改めて感じました。当たり前だと思う事ほど、難しいものでもあるのかもしれませんね。
DDSでは、「社員一人一人の成長が会社の成長」という方針の下、”いい会社とは?” を、社員それぞれが考えながら、今後ますます多様化する社会の中で、それぞれのライフステージに合わせた働き方、キャリア、そして自分にとっての”働く事の意味や役割”を見出し続けています。

自分の生き方を充実させるために、能力を活かし、仕事を通して成長したいという方と一緒に働けたらと思っています。