ID管理・特権ID管理とIT資産管理の融合によるセキュリティ対策とコスト最適化対策
IT資産管理は「モノ」から「人」へ ～ ID管理が重視される時代へ ～
従来のIT資産管理は、PCやサーバーなどの「モノ」に焦点を当てたものでした。しかし、クラウドサービスやテレワークの普及、そしてDX（デジタルトランスフォーメーション）の進展により、ITの利用実態を把握することが求められています。現在では、単なるIT資産管理にとどまらず「誰が」「どのように」IT資産を利用しているのかというユーザー視点での管理が重要視されつつあります。
ID－ITAMコンサルティングサービスは、ID管理の専門企業であるDDSと、IT資産管理の専門コンサルティングを提供しているアエルプランニングによる共同開発のコンサルティングメニューです。
本サービスでは、従来のID管理ポリシーの見直しに加え、IDと連携する各種データの設計、運用管理体制の構築など、IDに関わる業務をソリューションと共に多角的に支援いたします。
IDとIT資産の両面から「人」を中心とした管理へシフトする、それが私たちの目指す次世代の「ID－ITAMコンサルティングサービス」のかたちです。
IDとIT資産の連携管理に基づく新たなアプローチ
ITサービスマネジメントの視点から生まれた３つのソリューション
近年、ゼロトラスト・セキュリティの実現、巧妙化するサイバー攻撃への対応、そして増加し続けるITコストの抑制といった課題に直面する中、ID管理とIT資産管理の連携が新たな注目を集めています。
これらの課題を解決するためには、単独のシステムではなく、IDデータの可視化・分析を起点とした、関連システムの連携と業務プロセスの自動化が不可欠です。これらのニーズに応えるため、ID管理の専門性とIT資産管理のノウハウを融合させた「ID－ITAMコンサルティングサービス」として、以下の３つのメニューを提供します。
１．ゼロトラスト対策サービス
IDを中心に据えた統合的なアクセス制御と監査の仕組みを構築し、セキュリティの強化を支援します。
●「信用せず常に検証する」というゼロトラストの考え方を、ID管理、認証と認可、IT資産管理の融合によって実現します。
● 組織内の利用者を起点としたセキュリティ対策の強化に貢献します。
２．ITコスト最適化サービス
IT資産の利用実態とID情報を統合的に分析し、ライセンスや運用コストの適正化を図ります。
● 人事イベントなどをトリガーにID属性を最新の状態に保ち、IT資産情報と連携させます。
● これにより、利用されていない資産の特定に加え、管理外のPC（野良PC）の発見にも貢献します。
● ハードウェア、ソフトウェア、サービスのコスト最適化を実現します。
３．特権ID・システム管理強化サービス
特権IDの管理と監査の仕組みを整備し、内部統制とセキュリティレベルの向上を実現します。
● IT資産管理におけるシステム構成情報と、システム運用に必要な特権IDを連携させます。
● システムそのものとシステム管理者双方を起点としたセキュリティ対策を強化します。
● IT資産管理との連携により、セキュリティインシデント発生時の対応を迅速かつ的確に行えるようになります。
本サービスを通じて、貴社のIT資産とID管理を戦略的に統合し、より安全かつ効率的なIT運用を支援いたします。
コンサルティングメニューはカフェテリア方式で選択が可能
自社の課題やニーズに応じて最適な施策を選択できる「カフェテリア方式」のコンサルティングメニューをご提供しております。
お客様は、ソリューション導入支援、業務プロセス設計、データ整備など、必要な領域のみを柔軟に選択いただけます。全体像を俯瞰しながら、必要なメニューを選択することで、コスト効率および導入スピードの最適化が可能となります。
このような柔軟な選択肢は、全体を包括的に支援可能なコンサルティング体系を有しているからこそ実現できるものです。部分的な支援から全体の改革まで、企業の成長ステージや課題に応じた最適なご提案をいたします。
【 プレフェーズ コンサルテーション課題解決のための計画策定 】
プレのご提案段階で相談会やアセスメントを実施
【 要件設計（対象物）データ・成果（ROI） ソリューション導入のための要件定義 コンサルテーション 】
対応するソリューションを実際に導入していくためのコンサルティング
【 ID/ITAMの制度設計 コンサルテーション 】
ヒアリング、要件整理、分析やロードマップ作成など、コンサルティングの役務が発生
本コンサルティングサービスの提供価値
「ID－ITAMコンサルティングサービス」は、テーマを実現するとともに、以下のような特徴があります。
● コンサルティングには、企業規模や、管理状況から最適なプロジェクトを設計し提供します。
● 導入されているソリューションを分析し、ニーズにマッチしているかを判定し、必要十分なソリューションを拡張提案し、導入支援を行います。
● 必要なデータ整備をサービスとして提供します。 体制状況によってアウトソース、コソース、インソースを最適に提供します。
