EVEFA
製品概要
EVEFA®(イヴエフエー)は、各種システムに対するID/パスワードでのユーザー認証を、指紋認証、ICカード、およびパスワードを利用した二要素認証に置き換え、確実な本人確認を行うことで、なりすましのリスクを低減します。EVEFAは、アクティブ・ディレクトリで管理された端末およびワークグループ利用の端末における、Windowsログオンや業務アプリケーションでの認証、仮想デスクトップにおける認証を指紋認証や二要素認証に置き換え、様々な環境に向け、安全で利用しやすいシステム環境を提供します。
2017年5月30日に施行された改正個人情報保護法対応として、個人情報の取得・保管・譲渡・開示の各フェーズで、取扱いガイドラインの遵守に必要な運用をサポートする機能を搭載しています。
製品特長
1. 二要素認証基盤
EVEFAを導入することで、Windowsログオンや業務アプリケーションの認証を、生体認証やICカード、パスワードを使った二要素認証方式へ置き換え、認証強化によるセキュリティ対策が可能です。

2. IDマネージャーによるシングルサインオンの実現
IDマネージャーは、ドラッグ&ドロップの簡単操作で設定可能で、アプリケーション側の開発を行わず、ウェブアプリケーションやデスクトップアプリケーション、VDI接続認証等、ID/パスワードが必要なシステムへのシングルサインオンを実現します。
※ ウェブブラウザは、Internet Explorer、Google Chrome、Microsoft Edge(Chromium 版) に対応しています。

3. ユーザー管理の統合
管理者は、FA管理ツールより、ユーザー情報や指紋認証情報の一元管理ができます。IDマネージャの設定情報の管理の一元化も可能です。また、ログビューワー機能により、ユーザー認証ログの管理が可能でき、リスクマネージメントをサポートします。
4. シンクライアント(VDI)対応
多くの企業で採用が進んでいる仮想化環境において、ユーザーの多要素認証によるログインを実現します。VMware Horizon、Citrix Virtual Apps and Desktops、Remote Desktop Service、SKYDIV Desktop Client などの仮想デスクトップ製品に対応しており、仮想デスクトップ内でも生体認証(指紋認証)がご利用いただけます。

5. 共通IDへの対応
1台の端末を複数で利用するグループ認証(共通ID)に対応。管理者は、共通IDとしてログオンした「個人」を特定し、セキュリティを確保します。

OS、デバイスの対応状況
1. Windows OS
Microsoft Windows への対応状況を以下に示します。Windows 11、Windows 10 については、以下リンクからご確認下さい。
動作環境
記載された動作環境は、最新リリース版のものです。それ以外のバージョンの動作環境については、製品メディア内のリリースノートをご確認ください。
EVEFA サーバー | |
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OS | Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition |
Microsoft Windows Server 2019 Standard Edition | |
Microsoft Windows Server 2022 Standard Edition | |
Microsoft Windows Server 2025 Standard Edition | |
上記の日本語版 | |
DB | Microsoft SQL Server 2016 Express/Standard/Enterprise Edition SP1 |
Microsoft SQL Server 2017 Express/Standard/Enterprise Edition | |
Microsoft SQL Server 2019 Express/Standard/Enterprise Edition | |
Microsoft SQL Server 2022 Express/Standard/Enterprise Edition | |
Oracle Database 19c Standard Edition 2/Enterprise Edition | |
上記の日本語版 |
EVEFA クライアント・管理端末クライアント | |
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OS | Microsoft Windows 10 Pro/Enterprise Edition (x86/x64) |
Microsoft Windows 11 Pro/Enterprise Edition | |
Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition | |
Microsoft Windows Server 2019 Standard Edition | |
Microsoft Windows Server 2022 Standard Edition | |
Microsoft Windows Server 2025 Standard Edition | |
上記の日本語版 |
2. デバイス
- 指紋認証ユニット: UBF-neo、 UBF-Touch、UBF-Touch Type-C、UBF-Hello、 UBF-micro、 UBF-cube、 UBF-Tri
- ICカードリーダー(FeliCa、MIFAREに対応):PaSoRi RC-S380/S, PaSoRi RC-S300/S, PaSoRi RC-S300/S1
資産管理ツールでのクライアント配布方法
- Sky:SKYSEA Client View を利用したクライアント配布 → こちらをご覧ください
- ハンモック:AssetView を利用したクライアント配布 → こちらをご覧ください
連携製品
統合ID管理ソフトウェア LDAP Manager
統合ID管理ソフトウェアLDAP Managerと多要素認証基盤(Themis および EVEFA、EVEMA)を連携することで組織変更・人事異動・非正社員の雇用などに伴う認証情報の管理を効率化し、情報漏洩などのセキュリティリスクを低減します。また、ゼロトラストセキュリティの主要機能である、ID管理と認証をワンストップでご提供、ゼロトラストセキュリティに取り組む第一歩を検討段階から、設計、構築、保守までをトータルでサポートします。LDAP Managerについてはこちらをご覧ください。

サポートサービス
プロフェッショナルサービス
お客様が抱える課題とニーズを十分に理解した上で、事前検証、要件分析、設計・構築から運用開始までの導入時に生じる一連のプロセスから、運用開始後に発生する運用課題の解決まで、
1)製品が提供する機能を最大限活用すること
2)製品の購入から展開までの導入期間を短縮し、安定してシステムを稼働させること
3)安定したシステム運用が行えること
を重要視し、お客様を力強く支援します。
サービスの概要
- サービスの一覧
- サービスの位置づけ
>プロフェッショナルサービス パンフレット(PDF)はこちら
※Themis、EVEMA、EVEFA、EVECLOUDは、株式会社ディー・ディー・エスの登録商標です。
※LDAP Managerは、エクスジェン・ネットワークス株式会社の登録商標です。
※その他、記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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