~「万能認証基盤 Themis」に接続可能な認証サービス~
指紋認証を始めとした様々なセキュリティソリューションを提供する株式会社ディー・ディー・エス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:三吉野 健滋、以下、DDS)は、次世代オンライン認証規格 FIDO(Fast IDentity Online)の認証を利用した、フェデレーションサービスとなる「クラウド本人認証『マガタマサービス』」を2018年夏より提供開始することを、本日発表いたします。
これまでDDSは、サーバー認証を基本とし、多要素認証・二要素認証を実現するエンタープライズ向け製品EVEシリーズ(Active Directoryとシームレスに連携する多要素認証基盤「EVE MA」、ワークグループ端末のみでも管理可能な二要素認証ソリューション「EVE FA」)と、FIDO認証に対応した認証基盤であるクラウド本人認証「マガタマプラットフォーム」を、お客様の用途に合わせて個別に販売してきました。
エンタープライズ市場においても、Android、iPhone/iPadなど、スマートデバイスの利用が急速に進んでおり、さらに、クラウドサービスの普及に伴い、これらスマートデバイスでの簡単で確実なログイン認証の必要性が高まっています。この要求に対応すべく、クラウドサービスへのログインに端末認証(FIDO認証)を可能とするクラウド本人認証サービスとして、「マガタマサービス」を2018年夏にリリースいたします。
本サービスは、「万能認証基盤 Themis」との連携を可能とし、両ソリューションを連携させることで、オンプレミス環境ではサーバー認証による多要素認証をサポート、社外環境ではSAMLによる認証連携でクラウドサービスへのシングルサインオンをサポート、エンタープライズ環境においても、FIDO認証も利用可能なソリューションとして展開してまいります。
≪FIDO≫
「FIDO」は、Fast IDentity Onlineの略です。FIDO アライアンスはパスワードに代わる生体認証をはじめとしたオンラインにおける安全な認証の世界標準の提唱と啓蒙を行う非営利団体であり 2012年7月に米国で設立されました。FIDOアライアンスが提唱・推進している規格がFIDOです。
≪万能認証基盤 Themis(テミス)≫
「万能認証基盤 Themis」は、Linuxサーバー上に展開し、指紋、顔、静脈、ICカード、ワンタイムパスワードなどのサーバー認証による多要素認証をサポートする認証基盤です。Windowsログオンやアプリケーション認証での利用はもちろんのこと、多くの企業で採用が進んでいる仮想化環境など、幅広いシステムに適用可能です。クラウド本人認証「マガタマサービス」と連携することで多要素認証に加えFIDO認証を利用できるという特徴を持ち、エンタープライズ環境の認証インフラとして自在な認証設定を可能にします。
≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
DDSは、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「多要素認証基盤EVE MA」および「二要素認証ソリューションEVE FA」を始めとする情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014年4月、オンライン認証の標準化団体であるFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内企業として初めて加入。2015年10月に、FIDO認定製品である指紋認証デバイス“magatama®︎”を発表、2017年5月より、生体認証を活用した認証システムの構築を実現する「マガタマ ソリューションパッケージ」の提供を開始し、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めております。
≪本件に関するお問い合わせ先≫
株式会社ディー・ディー・エス
営業本部 マガタマ事業部 (TEL: 03-3272-7900)
Email: sales@dds.co.jp
※プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
※プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。