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インターネット技術の国際標準化団体“W3C”に加盟

  • POST DATE : 2017.03.28

~Webプラットフォーム(OSやWebブラウザ)標準化におけるFIDO認証の普及を推進~

指紋認証を始めとした様々なセキュリティ・ソリューションを提供する株式会社ディー・ディー・エス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:三吉野 健滋、以下、DDS)は、インターネット技術の標準化団体 “W3C”( 呼称はダブリュ・スリー・シー、World Wide Web Consortiumの略、以下W3C)に加盟した事を本日発表いたします。

DDSは2014年4月から、オンライン本人認証の技術仕様の標準化を推進する国際的標準化団体「FIDOアライアンス」に参加し、国内でのFIDO認証の認知度を向上すべく活動して参りました。今般、W3Cの標準化活動において、オンライン認証のFIDOアライアンスとの連携が本格化しはじめ、双方の標準規格を包含する新規格が検討されています。これを機に、DDSもFIDO認証のデファクトスタンダード化を推進するためW3Cに加盟し、国内外でのインターネット技術の標準化活動のサポートを開始いたします。

現在FIDO アライアンスでは、FIDO 認証をあらゆるインターネット環境で利用できることを目的として次世代のW3C標準規格に対応する新仕様の策定が行われております。具体的には、FIDOアライアンスと連携してW3C 内に新設されたWeb 認証ワーキンググループにおいて、「Web 認証 仕様」の策定が進んでおり、この取り組みは、現状広く使われている主要なWeb プラットフォーム(マイクロソフト社WindowsのようなOS やGoogle社ChromeのようなWeb ブラウザなど) にFIDO 認証が組み込まれ、インターネット利用における本人認証を利用者目線で標準化していくことを企図しています。この結果、利用者がWebにつながる様々なデバイスを購入すれば複雑な操作を経ることなく直ちに安全・安全な認証手段が利用可能なインターネット環境の実現をめざしています。

DDSは、本格的なIoT時代が到来し便利なオンライン認証が幅広く必要となる世界を踏まえ、ネット上での簡単便利でセキュアな本人確認手段の普及を目的として今後も活動して参ります。

 

≪W3Cコメント≫

W3Cは、DDSのW3Cへの加盟とWebセキュリティーコミュニティーへの参加を歓迎します。W3Cは、DDSがWeb認証を通じてパスワードに代わる安全な本人確認手段をインターネットの世界にもたらすと考えています。
W3C 戦略責任者 ウェンディ・セルツアー

≪World Wide Web Consortium (W3C)について≫

World Wide Web Consortium (W3C)は、インターネットで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された非営利の標準化団体です。世界中の様々な業界の企業が加盟し、インターネットの可能性を最大限に導き出すために、仕様やガイドライン、あるいはソフトウェアやツールといった相互運用可能な技術を開発しています。

W3C

 

≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫

DDSは、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「多要素認証統合プラットフォームEVE MA」および「二要素認証ソリューションEVE FA」をはじめとする情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014年4月、オンライン認証の標準化団体であるFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内企業として初めて加入。2015年10月には、FIDO認定製品である指紋認証デバイス“magatama™”を発表し、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めております。

 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ディー・ディー・エス
Email: info@dds.co.jp

 

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